日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

あやさんの作ってくれたラープが最高だった

f:id:migiwaaan:20160627162938j:plain

一人だとマイナス思考に陥りがちな私を、いつも元気づけてくれたのがあやさんの存在。

migiwaaan.hatenablog.com

タイ人にも色んな方がいると思うが、我が家のあやさんはとにかく明るく元気で、口も手もよく動く方だった。 お料理も上手で、タイ料理をリクエストすると張り切って作ってくれた。

ちなみに私が一番好きなタイ料理はラープである。

帰国しても本場ぼ味が作れるようになりたかった。画像はあやさんが作ってくれたもの。 料理教室やレシピ本では砂糖を入れていたが、あやさんが使った調味料はナンプラーとマナオのみ。唐辛子は中身をぬき、一本だけみじん切り。玄米を煎ってミキサーで砕いた。パクチーの根とニンニクを潰して入れてあった。パクチーは2種類。よく見るあのパクチーと一緒に、パクチーファランが使われていた。細ネギ、紫玉ねぎをふんだんに使い、香り豊かで本当に美味しいラープだった。

タイ料理はどんどん油っぽくなっている、という話を聞いたことがある。数十年前は、カレーも麺類ももっとサラっとしていて食べ易かったと。油を使うと口当たりがよくなり誰でも美味しく感じるからだ。昔のタイ料理は今以上にハーブが効いていて、癖があったのだろう。そういう昔ながらのタイ料理がもっと食べたい。おしゃれでも健康志向でもない、そういう料理を知りたい。

タイ衣装で記念撮影@The Classic Studio

f:id:migiwaaan:20160518141413j:plain 帰国してから、改めて思う。今、この瞬間やりたいと思うことは、時間とお金が許す限り(多少無理してでも)みんなやっておくべし。今日という日は、もう二度とこないのだから…。
と、いうわけで帰国がきまった直後からお店を吟味し、こちらで渡タイ当初から熱望していた「タイ衣装撮影大会」を敢行。夢を叶えてくれた夫に感謝である。

■The Classic Studio
154/1 Soi Thonglor, Sukhumvit 55 Rd. Klong Ton Nua, Wattana, Bangkok, 10110
トンローソイ4と6の間。BTSトンロー駅から10分ほど歩いてトップスマーケットを少し過ぎた辺りにある。

www.theclassicstudio.co.th 事前情報はなく、赤バスの窓から見ていた看板の記憶だけを頼りに恐る恐る扉を開けた。中はきれいで、タイ人スタッフさんが英語で迎えてくれた。 f:id:migiwaaan:20160518141549j:plain ソファー席に通され色々質問。すぐにアルバムサンプルを持ってきてくれた。最初に手渡されたのは厚さ3センチ、30ページ以上はあろう、分厚いもの。日本人カップルが野外で撮影したものだった。タイのテレビドラマで見るようなメイク。ドレスも現代的ですてきだったが、ここまで大げさでなくていい、短時間でできる事希望、と告げると持ってきてくれたのが下。 f:id:migiwaaan:20160518141625j:plain f:id:migiwaaan:20160518141613j:plain 30枚程を撮影し、自分で5枚を選ぶ。30枚分のデータはCDRに焼いてくれる。
衣装代・メイク・撮影・アルバム1冊で1回7,000バーツ。
1冊2,500バーツでアルバム追加も可能。
(以上2016年3月時点) 撮影日を翌日に決め、その日に支払い完了。続いて衣装打ち合わせ。少々?ふっくら気味の私が着られる衣装はあるのか不安だったが、同じ衣装のサイズ違いがたくさんありホッと一安心。

f:id:migiwaaan:20160518141637j:plain 当日はノーメークで参上。着替えから撮影完了まで約2時間。内1時間は私のメイク時間。"きれいなお兄さん"が施してくれたメイクは私を日本人主婦からタイ人女優に変えた。夫にが笑い。いいのよ、こういう経験がしたかったのだから。
若いカメラマンもアシスタントも手際がよく、明るかった。日本ではありえないような恥ずかしいポーズをさせられた。終了後はタイ人女優になりきったままラーメン屋に寄り、帰宅。メイク落としで3回顔を洗っても、まだタオルに色が付くという厚塗りぶりだった。



撮影の翌日にはもう選定が可能ということで、再びお店へ。担当女性とあーだこーだ言いながら楽しく写真を選んだ。約10日後、無事アルバム受け渡し。結局、来店から完成まで約2週間ほどだった。
何が一番満足って、年齢が気になる部分を盛大に修正してくれたこと。
ビバ・タイランド!


この海の向こうに

この海の向こうにあるのは……朝鮮半島である。広く「大陸」ということで。

f:id:migiwaaan:20160513074613j:imageバンコクは酷暑。昨日、体感温度予報が52度になったと知った。もはや、生死に関わる気温ではないか?近所のセブン犬は大丈夫だろうか。日本海に沈む夕日を見ながら考えた。

 

日本へ戻り約1ヶ月。タイの皆様、暑さには慣れているといえど本当に水分補給を忘れずに、どうか室内でゆっくりお過ごしください。幸い、日本とタイはそんなに遠くない。何かあったら飛んでいきます。一時帰国の際は是非お声かけくださいませ。

 

このブログを見ていると、香草と埃が入り交じる匂い、道路の喧騒、バイタクおっちゃんの背中、甘ったるいカフェオレ、毒々しいタクシーの色・・色んなものが即座に思い出され、ブログを書いていてよかったな〜と思う。日本での生活がちょっとつまらなくなってしまった時、ここに戻れば楽になれる気がする。

なんのために書いているのか、時々わからなくなっていたが、自分のために書いていた事を今更自覚する。後にも先にも自己満足ブログなのである。

 

この先どうするのかは未定。あと2、3準備していた小ネタがあるので、腐らないうちにアップする予定。どうかお時間ある方はお付き合いのほど…。

取り急ぎ、ご報告とご挨拶まで。

 

 

バンコクはネイル天国atトンロー「Ce-Leb」

いつものネイルサロンに電話すると、予約がとれなかった。聞くと今日はタイの祝日。 しかしどうしても今日、足の指をなんとかしたかった。最近、サンダルで出掛けることが多く、凸凹道と、日頃の粗暴な行動?のせいで親指の爪がボロボロだった。
飛び込みOKなサロンを歩いて探すことにした。1軒思い出した。少し前から気になっていたトンロー通りの店。

f:id:migiwaaan:20160406150756j:plain 素直に「セレブ」と読めばいいのか。エセレブでも大丈夫だろうか。

プロモーション中らしい。 f:id:migiwaaan:20160406150208j:plain 恐る恐る扉をあけてみた。きれいで明るい店内。愛想のない定員2人に多少の不安が募った。冒険失敗か。

f:id:migiwaaan:20160406150222j:plain しかし予約なしでも今なら大丈夫、とのこと。片言の英語でジェルペディキュアをオーダー。電卓を見せられ、500B。ついでにラインストーン追加。ジェルカラーは豊富。ラインストーンも色々あった。

驚いた。開始から終了まで約40分。3年間、色々行った中では最速だ。こういう店では作業中、店員同士のおしゃべりが尽きないのだが、それも少なかった。 カットも甘皮ケアもちゃんとやってくれた。よく見ると多少雑なところもあるが十分。
支払い時に「ディー・マーク!(とても良い)」というと、店長らしき女性がやっと笑顔を見せてくれた。
ラインストーン込みで600B(約2,000円)。安い。

f:id:migiwaaan:20160406150225j:plain でこぼこ指のため画像加工済ですみません。

ネイル以外にも色々やっているらしい。よい店を見つけた。 難点は、誰かに「ネイルどこのお店行ったの?」と聞かれたら「セレブ」と答えなければならないこと。うーん。

【Ce-Leb】
トンローソイ9と11の間
(BTSトンローから歩いて10分程) FBページ  https://www.facebook.com/Celeb-286038328154648/

タイ人ママに「ママ友」はない

www.nhk.or.jp

番組は見てないけど「日本特有の”ママ友”」というフレーズが頭に響いた。

たしかにタイ人の「ママ友」同士が井戸端会議しているような姿をバンコクで見たことがない。居るとすれば十中八九、それは日本人である。 タイ人ママに「ママ友」はいない。いるのは大勢の「顔見知り」。おそらく朝起きてから夜寝るまでに、顔見知り30人くらいと毎日何かしら言葉を交わす。

タイ人は1人を嫌がる。同時に1人にさせることも嫌う。近所の屋台やカフェは昼時になると人で溢れかえるが、1人で食事をしている姿は殆ど見かけない。 「1人で何かを行う」という文化?がほとんどない。店で店員に文句を言うと、1人で対応せず必ず誰かを連れてくる。又は、逆切れする。たった5分でも1人で何かをやるということは、100人の前でいきなりピアノソロコンサートをやるのと同じくらい緊張する出来事なのかもしれない。
1人でコンドミニアム前に立つ警備員などは、通りすがりのバイクタクシー運転手に、兄弟のように話しかけている。言葉が通じないであろう中年日本人女にも人懐っこい視線をよこす。とにかく1人ぼっちに弱い。

我が家のあやさん(家政婦さん)は、私が外出することを告げると少し残念そうだ。鍵を彼女に預けて出掛けるのは私が彼女を信頼しているからだし、1人の方が何かと気楽だろうと思うのだが違うらしい。あの残念そうな顔を思い浮かべると、彼女を1人残して出掛けるのが申し訳ないような気分になってしまう。

f:id:migiwaaan:20160308155717j:plain 文中と関係なし。タイにありがち。ひねりのないマスコットに癒される

さらに、その気楽なやり取りに意味はない。だからうっとおしくはない。「お嬢さん、今日はどちらへ?」「うん、ちょっと用事〜」という会話に、意味や真意を問い始めるのは面倒くさい。一昔前、日本にもこういうコミュニケーションはたくさんあったはず。今の日本人になくて、タイ人にあるのは、「目の前に誰かがいる=話しかけてもOK」という図式だけだ。
日本人は、せまい人間関係を深く掘り下げることに喜びと価値を見いだしがちだ。しかしそれは、そんなにいいものなのか?タイ人を見ていると段々わからなくなる。浅ければ浅い程、軽ければ軽いほど、お互い気楽。毎日がスムーズ。タイ人は毎日楽しそうだ。ママも子どもも、おっちゃんも。


もしも「ママ友」に疲れているのでれば、一旦ママ友から目をそらし、そこら辺のおっちゃんやおばさんに手当たり次第話かけてみるのはどうだろう。しかも毎日。ママ以外から意味のない会話を投げかけてみるのもいいだろう。孤独なんてどうでもよくなってしまう・・・かもしれない。