日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

アンパワーへの行き方2017①【概要】

詳細はこちら
migiwaaan.hatenablog.com



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もう何度行ったかわからないアンパワー。行くたびに違う顔を見せてくれる。

2017年2月、久しぶりの訪問は列車で向かうことになった。
色々乗り換えて4時間ほど。時間はかかる分、タイの風景をゆっくり愉しむことができた。

今回は、1泊2日。川沿いのゲストハウスに1泊。翌日近くの大聖堂にも行き、帰りはロットゥーで帰宅。


ざっくり書くとこんな感じ。
実は後日、同じルートでアンパワーに行きたいという友人にレポートがてら送ったもの。

これさえみてれば絶対行けるから!!

と、豪語したものの、思いもよらぬ迷子タイムもあった模様。まあ、それも旅の思い出、と笑って聞き流す私だった。はははは


【行き】

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プロンポン駅集合朝7時
アンパワーの宿に到着したのが12時頃。
急がず迷わずでこのくらいかかる。

水分必須!


【帰り】

帰路につく前に、ひとつ寄り道をすることにした。

聖母生誕大聖堂



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2016年にロットゥー乗り場が移動し、バンコク中心部まで2台を乗り継ぐ必要が出てきた模様。


より詳しい詳細はこちら↓
migiwaaan.hatenablog.com

あああ〜、タイに行きたいな〜〜!

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と、猛烈に思うことがある。


実は今年2月にも10日ほどバンコクに滞在した。久しぶりの仲間に会い、毎日ビールを飲み、それぞれ1泊2日で、パタヤやアンパワーにも行った。充実の10日間だった。

旅行に行くと、
「もうここに住みたい!」
と思うのは誰しも経験があるだろう。私も例に漏れず、である。

しかし、帰宅直後は
「あそこもよかったけど、いつもの場所が一番だなぁ」と温泉に浸かりながら思う。

それからさらに数ヶ月、数年経つとまた「あの地」が恋しくなる。
今まさにその段階である。

気分的には今夜にでもエアチケットを手配し、朝にはスーツケースを引いて歩き出したい。


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このブログは帰国したら、放置する予定だった。
見返すことはほとんどない。
だが、タイについて妙に語りたくなることがある。
こんなのんびりペースだが、予想外に更新している方である。

そして帰国してから始めた新しいブログより、こちらの方がアクセス数が多い。
全国どこかのタイ好きが時々覗いてくれているんだろうか。
そんな方々となんだか語り明かしたい夜である。

本帰国して間もなく1年【後編】

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海から戻り、全員で夕食の準備をした。

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タイ料理のフルコースに加え、中庭ではバーベキューの豪華メニュー。
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私も確か、一品日本料理を作ったが、何を作ったのか思い出せない。

余談。これより前、自宅にタイ人数名が遊びに来た。手巻き寿司をメインに準備をした。具材は自分の好みで、胡瓜や紫蘇など野菜を多く並べた。いざ食事が始まると、ツナマヨや卵焼き、サーモンが予想外に早く無くなってしまい、慌てて追加を作った。

思うに、タイ人は生野菜をあまり食べない。
路上の屋台にはよく、バジルやミント、パクチーがテーブル上のザルに盛ってある。セルフサービスでおかわり自由だ。しかし、ムシャムシャ食べたりはしない。メイン料理がきたら、それらをちぎって少しだけ口に含んだり、スープに浮かべたりする。
今日本で話題の「パクチーサラダ」をタイで見かけたことはない。パクチーは薬味のような扱いである。サラダ=刻みネギを山盛りにして食べているようなものだ。

野菜の代わりに、果物は大人も子どももよく食べる。水溶性ビタミンは果物で補うということか。


夕食後は、いよいよ旅行のメイン時間。

「どんちゃん騒ぎ」

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ウォッカにマナオと塩。炭酸水で割り一気に飲み干すのを延々と繰り返す。恐ろしき飲み方。

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こういう小道具を、用意周到に持参してくる。

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誰に気兼ねする訳でもなく、いつのまにか一人、二人と別室に移動していることもない。日付が変わると、さすがに部屋の隅っこで丸くなっている者もあったが、大音量でタイポップスを響かせ、大人も子どもも踊っていた。コップの酒がひっくり返り、スナックがそこらじゅうに散らばっていた。酔狂だった。


私はタイ語があまり話せない。全く楽しさに影響はない。タイ人は皆、《全員楽しむこと》を重んじてくれているから。

もちろんズルさもある。楽しむことには並々ならぬ団結・行動力を発揮するが、ひとたび問題が起こると顔色は一変する。目の前の問題が透明で見えないかのように振る舞う。名指しで誰かのせいにする。悪口を言い回る。
しかし、人間らしい。


私達日本人は皆イイ子だ。我慢強い。責任感がある。几帳面。そんな日本人が、生涯タイで暮らすことを選択する時。タイ人の人間らしさに魅せられ《日本人らしい振る舞い》に嫌気がさしているのかもしれない。


濃い梅酒ロックを煽り、汗が吹き出るほど踊りながら、そんなことを思っていた。





翌朝、誰かがシャワーを浴びる音で目が覚めた。キッチンでは数人が朝食の準備をしていた。私達夫婦が一番朝寝坊だった。コーンフレーク、目玉焼き、ジョーク(タイのお粥)、トースト・・朝もしっかり、豪華だった。全員でなんだかんだとたわいもない話をしながら、旅行最後の食事を楽しんだ。

軽く掃除をし、ゴミを1箇所にまとめた。ゴミは分別などなく、持ち帰る必要もなかった。

最後の記念写真にはかなり時間がかかった。タイ人は3度の飯より写真が好きだ。全員のスマートフォンで撮り終えた頃には、頬の筋肉が痙攣していた。

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1年前のあの日に戻りたいとは思わない。私は変化しているだろうし、タイもタイ人もどんどん変わっていく。特に、あの国では最近変化が激しい。


でも、海の向こう側にもう一人の自分がいる。そう考えると肩の力が抜ける。


ขอบคุณ มาก ค่ะ. โชคดี นะ คะ !

本帰国して間もなく1年【前半】

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タイを離れて約1年が過ぎた。


帰国する直前、夫の仕事仲間が私達を1泊旅行に誘ってくれた。自分達以外は全員タイ人である。
タイ人に囲まれて、夜を過ごすことは時々あった。その度に、彼らの「遊ぶ」ことに対する並々ならぬ情熱を見せつけられた。彼らに比べたら、私の「遊び」に対する心構えは中途半端だった。日本人は本当に遊ぶことが苦手だ。彼らと遊ぶと楽しいのに落ち込むことすらあった。


行き先はバンコクからほど近いパタヤビーチ。ネオンと享楽のストリートがある。適当なホテルに泊まり、皆で夜の歓楽街にでも繰り出すのかと思っていた。
車で2時間。宿泊場所に案内され驚いた。海沿いの大きな一軒家だった。周りは静かで、目の前に人気のない砂浜が広がっていた。

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キッチンは2つ。ベッドルームは一体いくつあったのだろう。メンバーは10人以上。最後まで謎だった。
しかし宿泊施設ではない。いわゆる民泊だった。メンバーの一人がウェブ予約したらしい。所有者は不在で家一軒丸ごと、使い放題だった。

ちょうど昼時に到着した。荷物を部屋に置き、海の見えるレストランで食事をした。タイは最も暑い季節に突入する時期だった。しかし店内は海風がよく通り、汗を感じなかった。やや高級なタイ料理をつまみにビールを飲んだ。
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部屋への帰り道、ローカル市場で食材を買い込んだ。夕食は全員で調理するらしい。
まだ夕暮れまで時間があった。ここからはお昼寝タイム。各々が一軒家の好きなスペースでダラダラ過ごした。気がつけば夕方5時を回っていた。私達以外は起きて、夕食の準備をしていた。日が暮れる前にビーチをみんなで散歩した。ここからはタイ人が大好きな写真撮影会。

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楽しいと時間はあっという間に過ぎるというが、この日は不思議だった。一刻一刻が、スローモーションのようだった。「夢のような時間」だった。



次に続く。

約10日のタイ旅ワードローブ【洋服編】

旅の醍醐味の7割は、その支度にある。

10ヶ月ぶりのタイ。 念願のエアチケットを確保し、フライト当日まで浮き足立っていた。 ふと、一度もやったことがない事を始めてしまった。

持っていくものチェックリスト

の、作成である。

毎夜ノートを広げては、何だかんだと思いついた事をメモし、足りないものはそのままはネットショップでポチポチという何とも幸せな日々を過ごした。これぞ旅行の醍醐味。

このリストを片手に、せっせと旅支度をした。 おかげで大きな忘れ物もなく、旅を実行することができた。

もしも初めての海外旅行がタイか、その近隣諸国なら参考になるかもしれない。ならないかもしれない。

<タイ旅行10日間、全日程で着たものすべて>

[]は着用累計回数/現地で洗濯計5回

■トップス

・キャミソール・タンクトップ[15]4着 ・長袖パーカー[6]1着 ・半袖Tシャツ[4]3着 ・長袖Tシャツ[2]1着 f:id:migiwaaan:20170228120356p:plain キャミソールの類は何枚あってもよかった。私は下着の上にすぐ洋服を着るのが苦手だ。下着と同様の数が必要だった。

■ボトムス

・ストレッチデニム[3]1着 ・膝丈スカート[2]1着 ・リラックスパンツ[4]1着 ・デニムショートパンツ[1]1着 ・ロングスカート[1]1着 f:id:migiwaaan:20170228120516p:plain ロングスカートは、この日数であれば要らなかったかもしれない。

■その他 ・ワンピース[5]3着 f:id:migiwaaan:20170228120552p:plain

ワンピースは暑い国で重宝する。夕方になると体が誇りっぽかったり、汗の匂いが気になってくる。時間がある時は宿に戻ってシャワーを浴びた。さっぱりした後、色々着るのは面倒だ。そこでワンピース登場。必要最小限のものが入るショルダーバッグとサンダルでお出かけスタイル完成。タイ人女性にこのスタイルはかなり多い。郷に入れば郷に従え。

余談。現地で暮らしている頃、本当にたくさんワンピースを買った。タイだけではなく、近隣諸国を訪れる度に枚数が増えていった。当初、ゆるりとしたワンピースにレギンスを合わせて着ることが多かった。素足をさらすことが苦手な、いかにも"日本人っぽい"スタイルだ。日本人以外から見たらかなり不思議に見える(らしい)。 タイに慣れてくると、段々レギンスから離れていった。理由は簡単、暑いから。少しでも身軽に。これが私の"タイスタイル"だった。

計17着(内2着は現地で購入)。

宿には自由に使える洗濯機があった。それにしては数が多いのかもしれない。スーツケースも重くなる。しかし「これにはあれを合わせたかったなぁ…」と悔やむのがもっと嫌だった。無駄な買い物を避ける為にも、必要なものはしっかり持って行った方がよいというのが今回の方針。 結果、シンプルな無地Tシャツ1枚、柄も形も気に入ったワンピース1枚を購入してショッピングは終了。

■靴 f:id:migiwaaan:20170228120634p:plain 靴は計4足持っていった。 フライト時のスニーカー1足。サンダル3足。 滞在中、スニーカーは1度も履かなかった。7割方履いていたのは少しだけ厚底の白いサンダルだった。ビルケンシュトック風のシンプルな形。少し小洒落た場所に行く時はヒールがある黒いサンダルを履いた。ビーチ用に準備したアジアンチックなペタンコサンダルの出番はなかった。

■アクセサリー

普段から使っているダイソーのプラスチックケースに、よく使うネックレスとピアスをいくつか入れて行った。しかし使用したのは、これまたシンプルなシルバーリング型ピアス(ほぼ毎日)と、コットンパール一粒のロングネックレス1回だけ。現地の激安ファッションモールでゴールドのリング型ピアスを購入したので2日間使った。

リスト作りにあたり、参考にしたのがこの一冊。

旅慣れた著者が旅行に必要なアイテムをイラストで解説している。特に意識したことがないアイテムでも、何だか無性に欲しくなる。 普段自分用の絵なんて全然描かない私でもちょっとペンを手にしたくなる。おすすめの一冊。