タイのお粥”ジョーク”が大好きだ
甘いものとお酒が大好きな我らである。週末ともなれば、美味しいもの求めてあっちでパクパク・こっちでうまうま。しかしもう健康が気にならない歳ではない。健康診断の結果もパーフェクトではない(特に私が)。というわけで休日早朝、ごくたまにジョギングへ出掛ける。目的地はバンコクの公園。
ベンジャシリ・ルンピニ・ラマ9公園のどれか。
一番のお気に入りは、入り口付近に朝市が広がっているラマ9公園だが、自宅から少し遠い。ベンジャシリ公園は3つの中で一番小規模。どうせ出掛けるなら・・と、目指すはルンピニ公園。ジョギングロードは1週約2.5km。
前置きが長くなったが、マラソンの後、屋台で食べるお粥が好きだ。
日本で朝からお粥が食べられる場所なんて、自宅かファミレスくらいじゃないか。
タイ語でお粥は ジョーク 又は カーォ トム(カーォは米 トムは煮る)
日本のお粥に近いのはカーォトムの方だけど、私はジョークが好きだ。
ジョークはお米が原型をとどめていない。多分炊く前にある程度すり潰しているのだと思う。食べるというより飲むと表現したい食感。屋台で注文すると、どんぶりいっぱい注がれて出てくる。こんなに食べられない!と思うが、未だ残したことがない。二日酔いの朝や運動直後の胃にやさしい喉ごし。
こっちはジョークじゃなくカーォトムの方かな?粒が原型をとどめている。どっちにしろ猛烈な量。いろいろトッピングして50バーツくらい。
ジョークにしろカーォトムにしろ、食べ終わる頃にはとても幸せな気持ちになっている。愛情おむすびならぬ、愛情お粥。満たされた心と体で帰路につく朝。よい休日の始まりである。
都心部の公園あたりでこの屋台があったら流行ると思うんだけどな。
ちなみに。マクドナルドにもジョークがある。タイの朝マック(朝〜11時)限定。その名もマックジョーク。トッピングは豚か鶏を選ぶことができる。目玉焼きをのっけて1杯37バーツ(約130円)。2年程前にレギュラーメニューになったそうだ。屋台での食事に抵抗がある人はぜひこちらをどうぞ。美味しいよ。