マシンに5000バーツが奪われた事件
定期的にこちらの銀行口座に現金を入金する。今月もパーッとやっちゃわないうちに・・とATMに向かった。
こちらのATMは24時間利用できる。日本の様にボックス型の部屋はなく、機械がむき出しで通路に設置されている。我が口座はカシコン銀行。ATMには英語の他に日本語表示への切り替えがある(英語のみの場合もある)。
お金を入金するためのマシンはATMではなくCDM(Cash Deposit Machineの意)と書いてある。さらに、通帳記入はPUM。つまり、1つの機械で全ての用事が終わらない。大変面倒くさい。
マシンの見た目は殆ど変わらない。当初、ぼんやり列に並び自分の番になったら目的のマシンじゃなかったことが何度かあった。慣れるまでのイライラあるあるの1つ。
この日の入金額は5,000バーツ(16,000円相当)。実はこの口座、旅行やちょい大きめの買い物用。さーて次は何買っちゃおうかしらフフフ〜なんて思いながら口座番号を入力し、現金を投入口へ。
パコっ!(投入口の扉が閉まる音)
ガーーーーーー(計算中)
・・・・・・・・・・シーン
え(゜∀゜)
画面表示が切り替わり・・
Sorry Service temporarily unavailable
(=ごめんね、サービスは一時的に使えないワ)
ええ〜〜〜っ!現金はおろか、明細の紙も出て来ない。数秒間、通路に立ち尽くす私。ハッと気がつき、今度は隣のATMに移動。キャッシュカードを挿入し残高照会。こちらのマシンは動いた。
・・・・残金に5,000バーツ足されてない!私のお金何処行ったーー!?返せコラー!!!
近くの窓口に行こうかと考えたが、時は16時ですでに窓口業務終了。対応してくれたとしてもタイ語で状況説明ができないだろう。結局、その場でスマホ検索。カシコン銀行日本語コールセンターへ電話。状況を説明。
お問い合わせ先 - カシコン銀行グループ 日系企業担当チーム
電話:0-2888-8826(日本語直通)
受付時間:月曜日~金曜日 8:30~22:00 時
タイ語だと24時間対応の受付があるそうな。
電話口の相手は日本語が話せるタイ人だった。マシンの番号(マシンに書いてあった)と自分の名前と連絡先を告げると、状況を確認し折り返すとのこと。すぐ来んのかい。まあそうだろうとは思っていたが。
電話がかかってきたのは24時間後。翌日の午後。お金を入れましたので確認してちょーだいとのこと。理由説明も謝罪の言葉もなし。なんだかのんびりした対応に、こちらもすぐ確認する気が失せた。
この話を友人にしたところ、よくそんな冷静に対応できたねとのお言葉。だってそれしかあるまい。鋼の心臓、とまではいかないがちょっとやそっとじゃ驚かないし、腹も立たない。下手したら記憶にも残らなくなっている今日この頃。