日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

スワンナプーム空港からバンコク都内までの受難

タイにいる時だけ更新しようと思っているわけではない。結果そうなっているだけだ。

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今回は早朝着。寝ぼけた脳は、宿に向かう時速110キロ超のタクシーで一気に覚醒した。

 

深夜の移動を選んだのは前回の反省を踏まえてのことである。

 

前回。夕方に空港着の便だった。フライトは予定どおり。しかし、着陸準備のアナウンスがあった後、待てど暮らせど降下するそぶりがない。滑走路が渋滞しているのである。到着してわかったが、どうやら午後6時前後というのは、世界中からの着陸が一番集中する時間らしい。

ベルト締めたままグルグルと、空港上空で20分以上待たされた。乗客にはなすすべがない。

 

せまい機内から解放され、まずトイレに直行。一息してイミグレ(入国審査)に向かうと審査官が見えないほどの長蛇の列。通過するのに1時間かかった挙句、荷物レーンに行くとすでに次の便用に変更されていた。自分の荷物を求めて空港内をさまよった。荷物は空港隅っこのインフォメーション室に回収されていた。

 

そこからがまたいけなかった。世界に誇るバンコクの大渋滞避けるべく、空港から宿まではMRT(エアポートリンク)とBTS(スカイトレイン) を乗り継いだ。しかし、帰宅ラッシュは車だけではなく電車も同じだったのだ。駅ホームの光景は、東京都内となんら変わらなかった。土産が詰まった重いスーツケースを引きずり、バンコクのビジネスマン達の間に紛れ混んだ。フライト用に長袖。車内はエアコンが効いているものの汗が吹き出し、段々何がなんだかわからなくなった。

 

宿はプラカノン駅の近くだった。結局空港から宿まで、当初の予定より2倍以上の時間がかかった。1時間半の予定が3時間半を超えていた。

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(宿近くあった日本料理屋「て」で脱力。もうアルコールを飲む気力さえなし)

 

・・・そんな経験を踏まえ今回の深夜便だったのだ。作戦は成功。予定通りの着陸。イミグレの列は許せる範囲。荷物を待たずに回収し、さっさとタクシーに乗り込んだ。朝5時台。渋滞はなかった。

着陸から丁度1時間半。スクンビット通り沿いの友人宅まで370B。前回の苦労を思えば安いもんである。

 

わたしが現地に住んでいた3〜5年前に比べ、バンコクのインフラ事情はさほど変わっていない。多少改善されたのは空港のタクシー乗り場くらいか。

宿や移動の都合は考えなくてはいけないが、夕方着の便は今後も避けるつもりだ。