日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

都内銭湯の受付でうなだれる

数年前、都内23区内にあるゲストハウスに宿泊した。 宿の近くに銭湯があるらしかった。ただ、スタッフ曰く「今日は不定休かもしれない」。 「わかりました、ちょっと電話してみます」と、私は自分で銭湯に電話をかけた。夕方6時を少し回った頃だった。しかし…

バンコクのコワーキングスペース

バンコクのコワーキングスペースにいる。エアコンはもちろん、広く開放的で居心地がよい。一度利用したことがあったが、料金システムを忘れたまま受付に行き、私の下手な英語のせいでうっかり1200Bの年会費を払わされるところだった。 次の予定まで数時間と…

チェンマイのRTCバスに乗りながら考えた

数年ぶりのチェンマイ。今回の初体験は、ピカピカの路線バスRTCだった。 バスターミナルから繁華街の中にある宿への往復、行きたい店への移動など何度も乗車。乗客はまばらで、まだまだ存在が浸透していない印象。しかしあの快適さはすぐに周知されるだろう…

旅人たるもの

ドミトリーで2人の旅人に出逢った。 同世代と思われる中国人女性と、スロベニア人中年男性。中国人女性は日本で働いた経験があり流暢な日本語と、多少の英語が話せる。スロベニア人男性は英語のみなので、彼女が会話の仲介役をしてくれる。 ドミトリー近くの…

シドニーの礎

2度目のシドニーだった。1度目と同じ11月。春の到来がいつもより遅かったらしい。ジャカランダの花が街のあちらこちらで満開になっていた。花弁は桜の様にハラハラとは散らない。ストン!と潔く落ちる。 シドニーは若い街だ。イギリスから移民がやってきたの…

バンコクのインフルエンサー達に学ぶ

2年半のタイ生活が終了し、さらに2年が過ぎた。サバイサバイ(楽チン)な南国の空気が忘れられず、帰国後も度々タイを訪れている。 私がタイ生活に馴染めず四苦八苦していた頃、ネット上には今ほど、在タイ者向けに情報発信する者はいなかった。もちろん、在タ…

パタヤの女にときめく[後半]2018秋

夕暮れ時。これからがパタヤマスターB君の本領発揮だった。ただ、まだ街全体が盛り上がるには時間が早かった。 「ウォーキングストリート」という夜のメインストリートからの小道に入った。野外に円状のテーブルが回転し続けるバーカウンターがあった。カウ…

パタヤの女にときめく[前半]2018秋

滞在中のバンコクから、パタヤへ1泊旅をすることにした。 土曜朝、私・夫・夫の後輩A君の計3名が、エカマイのバスターミナルに集合した。もう一人、こちらに駐在している後輩B君は現地集合。前日から現地に前乗りし「事前警備」をしてくれているらしい。な…

ピッサヌローク1泊2日旅④[帰り寝台列車]

22時過ぎの寝台列車に乗ることになっていた。今回の旅のメインディッシュである。寝台に乗るのは初めてではなかった。20代の頃、「全国青年大会」に仲間と参加するため、島根県発東京行きの寝台特急“出雲”に乗った。その時の記憶はほとんどない。恐らく乗車…

ピッサヌローク1泊2日旅③[ナイトマーケットと朝食]

目がさめたのは夕方6時頃だった。寝すぎてぼんやりした体をよっこらしょと動かし、再び宿を出た。 夕日が沈み薄暗くなると、昼間横を通り過ぎた仏塔が今度はライトアップされ神々しく輝いていた。 川沿いのナイトマーケットは以前にも訪れた。特に買い物をす…

ピッサヌローク1泊2日旅②[行き列車と宿]

朝7時半、地下鉄(MRT)に乗り、国鉄フアランポーン駅に到着した。バンコクの中では珍しく、地下鉄駅と鉄道の駅が連結している。駅から駅への乗り継ぎにタクシーで10分なんてところはよくある。なんでもっと考えて配置しないのだろう、日本人はその非計画性…

ピッサヌローク1泊2日旅①[概要]

ピッサヌローク県は、タイ中央よりやや北側にあるこじんまりとした都市だ。さらに車で3時間ほど北東に進むと、ルーイ県に着く。【ピーターコン祭】という仮装パレードが有名な県だ。 初めて訪れたのはその【ピーターコン祭】に行くため宿泊場所として選んだ…

タイ旅の必需品3つ【洋服&小物】

なんと1年半以上経ってからシリーズの続きを書くのんびりざんまい人生である。 必ずタイに持って行くもの。 前の記事以降タイに来るのは3回目である。しかし、持っていくものはほぼ変わらない。 タイ旅の必需品ベスト3【洋服&小物】 (絵は元々自分用メモなの…

スワンナプーム空港からバンコク都内までの受難

タイにいる時だけ更新しようと思っているわけではない。結果そうなっているだけだ。 今回は早朝着。寝ぼけた脳は、宿に向かう時速110キロ超のタクシーで一気に覚醒した。 深夜の移動を選んだのは前回の反省を踏まえてのことである。 前回。夕方に空港着の便…

バンコクで同窓会

小学生来の友人がバンコクに来ているという。 数週間前、彼女からSNSを通じて連絡があった。よく聞くと宿の最寄り駅も同じ。「これは会うしかないね!」と旅の楽しみが一つ増えた。直接会うのは数年ぶりだった。女は喋る。待ち合わせ場所で目を合わせた瞬間…

乾季に間に合わず

半年ぶりのバンコクは乾季が終わりかけていた。過ごしやすい時期をギリギリ狙ってきたつもりだったが外したらしい。 夜はまだ大丈夫だった。エアコンなしでも暑さで目が冷めることがない。 日中はもう、飲まず食わずで歩き回れるような快適な陽気ではなかっ…

新装開店しても変わらないイサーン料理店

在住時、よく行ったイサーン料理店に行った。 「イサーン料理」はタイ東北部に伝わる郷土料理だ。さっぱりの中にある酸っぱさと辛さが癖になる。 移動中、闇夜にお馴染みの看板を発見し慌ててタクシーを止めた。タイを離れている間に「閉店した」と聞いてい…

世界のどこに居ても同じ

時々思う。 すべては自分次第で言い訳できない。環境は大事。しかしどこへ向かうのはやはり自分。家族も友達もお金も仕事も、動機にはなるけど自分の意志じゃない。 どうやったっていつか死ぬ。 人生はやりたい放題。それでいいよな。 さて、今日はトンブリ…

アンパワーへの行き方②【詳細】 by行き列車・帰りロットゥー

*2017年2月時点の内容 *2018年9月追記あり概要はこちら↓ migiwaaan.hatenablog.com 1.BTSウォンウェイヤイ駅〜国鉄マハチャイ駅 2.国鉄マハチャイ駅〜船着き場〜国鉄バーレーン駅 3.終点メークロン市場〜アンパワー 4.帰り(ロットゥー) 1.BTSウォンウェ…

アンパワーへの行き方2017①【概要】

詳細はこちら migiwaaan.hatenablog.com もう何度行ったかわからないアンパワー。行くたびに違う顔を見せてくれる。2017年2月、久しぶりの訪問は列車で向かうことになった。 色々乗り換えて4時間ほど。時間はかかる分、タイの風景をゆっくり愉しむことがで…

あああ〜、タイに行きたいな〜〜!

と、猛烈に思うことがある。 実は今年2月にも10日ほどバンコクに滞在した。久しぶりの仲間に会い、毎日ビールを飲み、それぞれ1泊2日で、パタヤやアンパワーにも行った。充実の10日間だった。旅行に行くと、 「もうここに住みたい!」 と思うのは誰し…

本帰国して間もなく1年【後編】

海から戻り、全員で夕食の準備をした。 タイ料理のフルコースに加え、中庭ではバーベキューの豪華メニュー。 私も確か、一品日本料理を作ったが、何を作ったのか思い出せない。余談。これより前、自宅にタイ人数名が遊びに来た。手巻き寿司をメインに準備を…

本帰国して間もなく1年【前半】

タイを離れて約1年が過ぎた。 帰国する直前、夫の仕事仲間が私達を1泊旅行に誘ってくれた。自分達以外は全員タイ人である。 タイ人に囲まれて、夜を過ごすことは時々あった。その度に、彼らの「遊ぶ」ことに対する並々ならぬ情熱を見せつけられた。彼らに…

約10日のタイ旅ワードローブ【洋服編】

旅の醍醐味の7割は、その支度にある。 10ヶ月ぶりのタイ。 念願のエアチケットを確保し、フライト当日まで浮き足立っていた。 ふと、一度もやったことがない事を始めてしまった。 持っていくものチェックリスト の、作成である。 毎夜ノートを広げては、何…

タイお土産用調味料ランキング

タイから戻ってきました〜と言うと即座に「タイ料理って美味しいよね!」と言われる。 日本に戻ったら想像以上のタイ料理ブームだった。 大手弁当チェーンは、夏向けキャンペーン商品にタイ料理。 某大手コンビニにはパッカパオの冷凍食品が常備されていた。…

あやさんの作ってくれたラープが最高だった

一人だとマイナス思考に陥りがちな私を、いつも元気づけてくれたのがあやさんの存在。 migiwaaan.hatenablog.com タイ人にも色んな方がいると思うが、我が家のあやさんはとにかく明るく元気で、口も手もよく動く方だった。 お料理も上手で、タイ料理をリクエ…

タイ衣装で記念撮影@The Classic Studio

帰国してから、改めて思う。今、この瞬間やりたいと思うことは、時間とお金が許す限り(多少無理してでも)みんなやっておくべし。今日という日は、もう二度とこないのだから…。 と、いうわけで帰国がきまった直後からお店を吟味し、こちらで渡タイ当初から…

この海の向こうに

この海の向こうにあるのは……朝鮮半島である。広く「大陸」ということで。 バンコクは酷暑。昨日、体感温度予報が52度になったと知った。もはや、生死に関わる気温ではないか?近所のセブン犬は大丈夫だろうか。日本海に沈む夕日を見ながら考えた。 日本へ戻…

バンコクはネイル天国atトンロー「Ce-Leb」

いつものネイルサロンに電話すると、予約がとれなかった。聞くと今日はタイの祝日。 しかしどうしても今日、足の指をなんとかしたかった。最近、サンダルで出掛けることが多く、凸凹道と、日頃の粗暴な行動?のせいで親指の爪がボロボロだった。 飛び込みOK…

タイ人ママに「ママ友」はない

www.nhk.or.jp 番組は見てないけど「日本特有の”ママ友”」というフレーズが頭に響いた。 たしかにタイ人の「ママ友」同士が井戸端会議しているような姿をバンコクで見たことがない。居るとすれば十中八九、それは日本人である。 タイ人ママに「ママ友」はい…