日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

今日もあるがままに生きていく

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バンコクは国際都市である。

マスターカードが毎年発表している世界渡航ランキングでバンコクはロンドンにつぎ世界第2位の約18万人。東京の8万人の2倍以上だ。

www.mastercard.co.jp

ランキング第3位にはパリがある。週末起きた衝撃的な事件に心が痛む。この2日間ブログの更新を試みるも、動揺で文章がまとまらない。ひとごとと思えない。時々ネットニュースやSNSを覗いては気落ちする、というその繰り返しだった。数ヶ月前の、バンコクで起きた事件の時でも同じ心境だった。

 

渡タイ以降、海外ニュースが猛烈に身近に感じるようになった。時間に余裕があるためニュースを見る時間も長くなり、当然影響も受け易い。いいニュースなら良いのだが、悪いニュースでもそうだから辛い。しかし、下を向いてばかりではいけない。

 

昨夜、独りで考えていたこと。

 

ひとごとと思えないが、ひとごとなのである。目の前で起こっている(これから起こるかもしれない)ことはただの事柄である。「良い」とか「悪い」という判断は、「可哀想」とか「嬉しい」という感情以上に自己中心的な価値観である。色々思うと不安や恐怖感は増大するが、それは私の中のことであり、所詮想像でしかない。

もし自分や大切な人の身に何かが起こったら。事件や事故に巻き込まれたら。どんな死に方であれ、その魂までも奪われることはない。

悲しみや怒りは人々の平和への願いに繋がる。何が起きてもこの世界に命がある限り未来は明るく、世界の秩序は守られる。

 

 

バンコクの街は、今日も多種多様な人種・民族の人間が歩いている。不安になる必要などない。何があっても朝が来る。緑の隙間から光が差し込み、空は蒼く、鳥か虫の声がする。

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サイだって生きているシュニーン(←こう鳴くらしい・・)

@ドゥシット動物園

 

 

うまく書けないが、私も今日も生きていく。あるがままに。