約10日のタイ旅ワードローブ【洋服編】
旅の醍醐味の7割は、その支度にある。
10ヶ月ぶりのタイ。 念願のエアチケットを確保し、フライト当日まで浮き足立っていた。 ふと、一度もやったことがない事を始めてしまった。
持っていくものチェックリスト
の、作成である。
毎夜ノートを広げては、何だかんだと思いついた事をメモし、足りないものはそのままはネットショップでポチポチという何とも幸せな日々を過ごした。これぞ旅行の醍醐味。
このリストを片手に、せっせと旅支度をした。 おかげで大きな忘れ物もなく、旅を実行することができた。
もしも初めての海外旅行がタイか、その近隣諸国なら参考になるかもしれない。ならないかもしれない。
<タイ旅行10日間、全日程で着たものすべて>
[]は着用累計回数/現地で洗濯計5回
■トップス
・キャミソール・タンクトップ[15]4着
・長袖パーカー[6]1着
・半袖Tシャツ[4]3着
・長袖Tシャツ[2]1着
キャミソールの類は何枚あってもよかった。私は下着の上にすぐ洋服を着るのが苦手だ。下着と同様の数が必要だった。
■ボトムス
・ストレッチデニム[3]1着
・膝丈スカート[2]1着
・リラックスパンツ[4]1着
・デニムショートパンツ[1]1着
・ロングスカート[1]1着
ロングスカートは、この日数であれば要らなかったかもしれない。
■その他
・ワンピース[5]3着
ワンピースは暑い国で重宝する。夕方になると体が誇りっぽかったり、汗の匂いが気になってくる。時間がある時は宿に戻ってシャワーを浴びた。さっぱりした後、色々着るのは面倒だ。そこでワンピース登場。必要最小限のものが入るショルダーバッグとサンダルでお出かけスタイル完成。タイ人女性にこのスタイルはかなり多い。郷に入れば郷に従え。
余談。現地で暮らしている頃、本当にたくさんワンピースを買った。タイだけではなく、近隣諸国を訪れる度に枚数が増えていった。当初、ゆるりとしたワンピースにレギンスを合わせて着ることが多かった。素足をさらすことが苦手な、いかにも"日本人っぽい"スタイルだ。日本人以外から見たらかなり不思議に見える(らしい)。 タイに慣れてくると、段々レギンスから離れていった。理由は簡単、暑いから。少しでも身軽に。これが私の"タイスタイル"だった。
計17着(内2着は現地で購入)。
宿には自由に使える洗濯機があった。それにしては数が多いのかもしれない。スーツケースも重くなる。しかし「これにはあれを合わせたかったなぁ…」と悔やむのがもっと嫌だった。無駄な買い物を避ける為にも、必要なものはしっかり持って行った方がよいというのが今回の方針。 結果、シンプルな無地Tシャツ1枚、柄も形も気に入ったワンピース1枚を購入してショッピングは終了。
■靴
靴は計4足持っていった。
フライト時のスニーカー1足。サンダル3足。
滞在中、スニーカーは1度も履かなかった。7割方履いていたのは少しだけ厚底の白いサンダルだった。ビルケンシュトック風のシンプルな形。少し小洒落た場所に行く時はヒールがある黒いサンダルを履いた。ビーチ用に準備したアジアンチックなペタンコサンダルの出番はなかった。
■アクセサリー
普段から使っているダイソーのプラスチックケースに、よく使うネックレスとピアスをいくつか入れて行った。しかし使用したのは、これまたシンプルなシルバーリング型ピアス(ほぼ毎日)と、コットンパール一粒のロングネックレス1回だけ。現地の激安ファッションモールでゴールドのリング型ピアスを購入したので2日間使った。
リスト作りにあたり、参考にしたのがこの一冊。
旅慣れた著者が旅行に必要なアイテムをイラストで解説している。特に意識したことがないアイテムでも、何だか無性に欲しくなる。 普段自分用の絵なんて全然描かない私でもちょっとペンを手にしたくなる。おすすめの一冊。