日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

バンコクのコワーキングスペース

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バンコクのコワーキングスペースにいる。エアコンはもちろん、広く開放的で居心地がよい。一度利用したことがあったが、料金システムを忘れたまま受付に行き、私の下手な英語のせいでうっかり1200Bの年会費を払わされるところだった。

次の予定まで数時間という時。コワーキングスペースがないなら、カフェやファーストフード店で時間を潰すことになる。言わずもがな、タイは暑い。無駄な動きは出来るだけ避けながら時間をつぶしたい。

運動がてらちょっと外歩き…などしようものなら、あっという間に体力を奪われる。日焼けに弱い私の皮膚にはあっという間に発疹が現れる。体中の水分は奪われ頭痛。熱中症だ。日本では絶対飲まないような冷たくて甘いコーヒーを屋台で買う。体に悪そうな味が心地よい。
デパートなどの室内で時間を潰すのがよいではないかとも思うが、タイのエアコンはどこも尋常じゃなく効いている。お腹や足を冷やし、体調を崩してしまうのが怖い。
下手に乗り物に乗って、宿などに戻るのも危険だ。事故に巻き込まれるということではなく、次の予定に間に合わなくなる可能性があるのだ。バンコク中心部の渋滞は、昨年ついに世界ワースト2位に輝いてしまったという。タクシーを捕まえ、google MAP上では10分で到着する道のりに、4,50分かかってしまうなどザラである。
かつてはマッサージという選択肢もあった。ただ、最近バンコク中心部のマッサージ店は値上げが続いている。1度や2度ならいいが、長期滞在中となると少し躊躇してしまう。
どうせお金を払うなら、何か自分に還元されるような使い方がしたい。コワーキングスペースにPCやタブレットを持ち込んで、作業をすれば時間を有効に使える。

そうして黙々と今、画面に向かう。英語が飛び交うこの空間にタイらしさは全くない。私がバンコクに来てやりたいことはこういうことだったのか。東南アジアの生暖かいに吹かれ、ビールを飲みながらのんびりするだけでは気が済まない人間になっている。