日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

バンコクの年末年始はギンギラギン

どんな華やかなイルミネーションも、あの光景には叶わないと思う。

バンコク中心部のイルミネーションが眩しい時期になった。 その明るさたるや、iPhoneカメラが全くブレないほどである。 街全体が、遊園地かディスコになった様。

コスプレ集団光臨。 仏教国である。ゴーン。 写真上の歩道(スカイウォーク)を歩くと自分がどこにいるのかわからなくなる。

同じ頃、日本の我が地元でも、イルミネーションが美しかった。 普段は街灯の光も行き届かない暗い田舎道を、手作りの明かりが静かに照らしていた。 風は冷たく、時々チラつく雪が切なく、ロマンチックだった。たった200メートル程のあの光景は、今も昔も私のイルミネーションランキング第1位なのである。 今年も健在なんだろうか。ああ、冬が恋しい。 しかし、すっかり南国の空気に慣れてしまった。寒さを想像すると気が滅入ってしまう。

みかん(ソム)が美味しい季節になりまして

f:id:migiwaaan:20151216025222j:plain 果物天国タイランド。 今年(ってもう終わりそうだけど)になり、やっとミキサーを購入した。近所の果物市場で適当に果物を購入。2〜3種類をミキサーに投入し、朝からゴクゴクやるのを日課にしたい。しかし、わざわざジュースにしなくとも1つ1つが美味しい。最近の旬はみかん(ソム)である。

365日、日光が降りそそぐこの国で、ビタミンCの接収は大事だ。特に、シミ・そばかすが気になるアラシー女にとっては必須栄養素である。 「地のものを食せよ」と昔から聞く。というわけでお腹がへったら果物を食べよう。お財布にも優しい。どこの誰が作ったかわからない輸入ものや、バカ高いおしゃれチョコレートをつまむより自然だ。砂糖たっぷりの焼き菓子や、これまた砂糖どっぷりのアイスコーヒーも、地のものといえばそうであると言えなくもないが。

「地のものを食せよ」 人間関係だってそうだ。 身近な人間関係の中で、無理に「自分」を固辞しようとする人は、本人も周りも疲れてしまう。環境にどっぷりつかる必要はないが、ある程度身を任せる方が実は健康的だ。自分は譲らない割に、周囲を変えようとする人はうっとおしい。自分と周囲が同じだと信じ込んでいる人には最初から近づきたくもない。 みかんが嫌いなら、食べずに静かにしていればいいのに。私はみかんが好きだが、みかん嫌いの人に石を投げたりはしない。だからといって無理に寄ってこられても困る。 夜中につき、書いていることがよくわからくなってきた。

バンコクで生理不順のお薬をもらう

f:id:migiwaaan:20151207090332j:plain 上の画像は「円」ではない。7,614「バーツ」。すなわち約26,000円である。問診・内診・尿検査に薬を処方されこのお値段。どうですか奥さん。 保険適用で、支払いはおそらくゼロである。おそらく。「生理不順」というのが慢性的な疾患と判断されなければ、である。 また、妊娠を強く望んでいる人が同じ内容の治療を受けた場合、保険適用外になる可能性が高い。不妊治療は経済的圧迫との戦いでもある。この辺りもうちょっとなんとかならんのか?日本のおエラい方々よ〜〜。

私の話に戻る。

保険の担当者が読まないことを願いつつ書くが、私の生理不順は10代の頃からである。「28日周期」など、この20数年の間に数えるほどしかない。特売でお得用ナプキンを買う。次の生理まで数ヶ月あく。在庫があることを忘れまた買ってくる…。結果、家中ナプキンだらけになる、そんなことが何度もあった。色々試したが効果が薄く、最近はもうどうでもよくなっていた。

「さっさと病院行け!」という良い友人達の暖かい忠告に背中を押された。もう1つ、大きなきっかけは「生理が来ないと痩せない」という感覚。 体が重い。朝から晩までお腹全体がもったりしている。常に便秘気味。胸も常に張っていてブラが窮屈である。体重はそれほど変わらないのだが、猛烈に太ってしまったような不快感。寝込むほどではないが何だか疲れる。これが2ヶ月以上続いていた。女性ならわかるであろう、生理終了直後の、あの壮快感。あれを長らく味わえていない。

バンコク病院に行くことにした。同じく日本人がよく行くサミティベート病院とともに、バンコク・ドゥシット・メディカル・サービシーズという大手私立病院グループの1つである。 www.bangkokhospital.com

選んだ理由は簡単、私に関するデータが揃っているから。この病院で年に1度健康診断を受けているのである。昨年、健康診断で再検査を通知された。その時に担当してくれた産婦人科のタイ人医師が美人で聡明で、明るかったから。 残念ながら今回はその医師とは別の方だった。ただしタイミングがよかったらしく途中から「専門医」が見てくれることになった。化粧っ気がなく中華系の若い女医。「生理不順の専門医!?」と聞くとそうではない、「不妊治療」の専門医だと言う。ちょっと違うけど、大きくみると合ってるからいいか。しかし、保険が気になる。不妊治療は保険適用外だ。(結局この日何も払わず帰ったがあとで請求される可能性あり)

内診を待つ間、タイ人通訳さんと世間話。小柄でちょっと小太りな風貌は、通訳というより、どこかの屋台で美味しいソムタムを作ってくれそうな雰囲気。日本語ペラペラ。子作りの話がいつのまにか、彼女の30代息子がなかなか結婚しなくて困るという話になっていた。どこの国でも母親の悩みは同じらしい。

トータル20分ほどで治療は終了。私が自らできることは「体重を落とす」ことであるという明朗かつ難儀な通達をいただいた。 内診の写真数枚と説明の時に先生が書いてくれたメモ書きをくれた。大事なことから忘れていく私にはありがたいお土産。 次回も見てもらいたかったので名前を聞いた。通訳さんの名前も聞いたら苦笑された。

最初の医師はピルの服用を進めてきたが、結局処方されたのはホルモン剤及び他の薬、計3種。ひとつは「Metformin」。調べると「メトルホミン」。不妊治療や糖尿病に使わているらしい。

さて、服用を始めて3日目の現在。便秘が治った。体温も上がり、とても気分がいい。 これで生理がくればもっと気持ちよくなれるはず。楽しみである。 あとは痩せればいいだけである。むはははは

バンコクのローソンで”クン”からあげを買う

f:id:migiwaaan:20151130094236j:plain この秋、一次帰国をして驚いた。夫が本場の「からあげクン」をなんと、初めて食べたという。夫の海外駐在年数の長さを思い知り、泣けてくる(嘘)。説明不要と思うが、「からあげクン」とは、ローソンの定番人気商品である。

www.lawson.co.jp

バンコクで一番よく見かけるコンビニは、間違いなくセブンイレブンだ。ファミリーマートもある。ローソンは数年前からチラホラ見かけるようになった。 正式には『ローソン108』という。店内には日本語が多くあり、パンやスイーツなどローソンオリジナル商品も並んでいる。

f:id:migiwaaan:20151130095449j:plain もちろん「からあげクン」もある。しかしその名は、「クンからあげ」となっている。 f:id:migiwaaan:20151130095708j:plain

『クン』はタイ語で『あなた』の意味。英語のMr. と同じく、名前の前に置くのが普通なので「クンからあげ」。 だけどさ、「からあげクン」はあくまでも『クン』までが名前だから、本来なら『クンからあげクン』となるべきじゃないのか、という夫との議論はつきない。

保温器に入っていると思ったが、あったまってはおらず、レジでチンしてもらう。 お味は上々。日本のより香り高い気がした。

f:id:migiwaaan:20151130100450j:plain 他にも色々。

こうやってどんどんタイに暮らしている、という意識が薄れていく。 バンコクは日本人にとって、もはや外国ではない。

イオン@シラチャとTiger zooのワンデートリップ[施設編]

f:id:migiwaaan:20151125191828j:plain [行き方編]はこちら

Tiger zoo

タイガーズーをGoogleマップで調べると、中国語で「龙虎园」と出てくる。経営者は中国人なんだろうか。

f:id:migiwaaan:20151125192051j:plain 予想に反し、西洋風?な入り口にワクワク感が止まらない人もいるかもしれない。

入場料は大人450バーツ(約1500円)。この日交通費、2人で約600バーツ。私達がセレブなのかただの暇人なのかよく考えてみてほしい。

入り口で渡されたタイムテーブル f:id:migiwaaan:20151127124053j:plain

クロコダイルショーとタイガーショーを見学。 f:id:migiwaaan:20151125194246j:plain クロコダイルのパクッという音に心臓が高鳴った。 従順なタイガー達のショーっぷりに切なさがこみ上げた。 終了後、私だけマンゴージュースを5分で飲んだ。夫はお土産にふわっふわの虎リュックを購入した。甥っ子はリアル過ぎて泣くに違いない。 ヘタレ夫婦が、子トラとの記念撮影なんぞに挑むわけはなかった。2時間半ほどで退場。

イオン@シラチャ

続いて、今年オープンしたばかりのイオンへ。イオンというのはそう、あのイオンである。トップバリューでお客様感謝デーをしょっちゅうやっているあのイオンである。 f:id:migiwaaan:20151125195456j:plain 到着するやいなや、ぼでぢゅうではなく、2階の白茶屋という日本食レストランで昼食。 腹ぺこのあまり撮影を忘れた。クリームコロッケが猛烈に美味しかった。 そろそろチェック・・という頃に、店主がわざわざご挨拶に来てくれた。料理長は日本人だそうだ。 どうかこのお店が流行りますように。。。

f:id:migiwaaan:20151125194643j:plain イオンには、バンコクで大人気のイタリアン店「ペッピーナ」が入っていた。他にダイソー、ツルハドラッグ、アジアンハーブ(マッサージ)、子どもの遊戯施設など、日本人家族が喜びそうな内容だった。スーパーには小さいが日本語書籍コーナーもあった。雑誌が充実していた。

元気あれば、日本人が多く集まっているだろうエリアにも行ってみたかったが断念。乾期とは思えない熱風と日差しに心が折れた。 ロビンソンでパートでアイスを2スクープ食べ、バンコクに戻ってからセントラルワールドオムライスを食べ、この日は完全にカロリーオーバーだった。