日焼けどめが溶け落ちる

タイ中心旅行記ブログ

2018-01-01から1年間の記事一覧

シドニーの礎

2度目のシドニーだった。1度目と同じ11月。春の到来がいつもより遅かったらしい。ジャカランダの花が街のあちらこちらで満開になっていた。花弁は桜の様にハラハラとは散らない。ストン!と潔く落ちる。 シドニーは若い街だ。イギリスから移民がやってきたの…

バンコクのインフルエンサー達に学ぶ

2年半のタイ生活が終了し、さらに2年が過ぎた。サバイサバイ(楽チン)な南国の空気が忘れられず、帰国後も度々タイを訪れている。 私がタイ生活に馴染めず四苦八苦していた頃、ネット上には今ほど、在タイ者向けに情報発信する者はいなかった。もちろん、在タ…

パタヤの女にときめく[後半]2018秋

夕暮れ時。これからがパタヤマスターB君の本領発揮だった。ただ、まだ街全体が盛り上がるには時間が早かった。 「ウォーキングストリート」という夜のメインストリートからの小道に入った。野外に円状のテーブルが回転し続けるバーカウンターがあった。カウ…

パタヤの女にときめく[前半]2018秋

滞在中のバンコクから、パタヤへ1泊旅をすることにした。 土曜朝、私・夫・夫の後輩A君の計3名が、エカマイのバスターミナルに集合した。もう一人、こちらに駐在している後輩B君は現地集合。前日から現地に前乗りし「事前警備」をしてくれているらしい。な…

ピッサヌローク1泊2日旅④[帰り寝台列車]

22時過ぎの寝台列車に乗ることになっていた。今回の旅のメインディッシュである。寝台に乗るのは初めてではなかった。20代の頃、「全国青年大会」に仲間と参加するため、島根県発東京行きの寝台特急“出雲”に乗った。その時の記憶はほとんどない。恐らく乗車…

ピッサヌローク1泊2日旅③[ナイトマーケットと朝食]

目がさめたのは夕方6時頃だった。寝すぎてぼんやりした体をよっこらしょと動かし、再び宿を出た。 夕日が沈み薄暗くなると、昼間横を通り過ぎた仏塔が今度はライトアップされ神々しく輝いていた。 川沿いのナイトマーケットは以前にも訪れた。特に買い物をす…

ピッサヌローク1泊2日旅②[行き列車と宿]

朝7時半、地下鉄(MRT)に乗り、国鉄フアランポーン駅に到着した。バンコクの中では珍しく、地下鉄駅と鉄道の駅が連結している。駅から駅への乗り継ぎにタクシーで10分なんてところはよくある。なんでもっと考えて配置しないのだろう、日本人はその非計画性…

ピッサヌローク1泊2日旅①[概要]

ピッサヌローク県は、タイ中央よりやや北側にあるこじんまりとした都市だ。さらに車で3時間ほど北東に進むと、ルーイ県に着く。【ピーターコン祭】という仮装パレードが有名な県だ。 初めて訪れたのはその【ピーターコン祭】に行くため宿泊場所として選んだ…

タイ旅の必需品3つ【洋服&小物】

なんと1年半以上経ってからシリーズの続きを書くのんびりざんまい人生である。 必ずタイに持って行くもの。 前の記事以降タイに来るのは3回目である。しかし、持っていくものはほぼ変わらない。 タイ旅の必需品ベスト3【洋服&小物】 (絵は元々自分用メモなの…

スワンナプーム空港からバンコク都内までの受難

タイにいる時だけ更新しようと思っているわけではない。結果そうなっているだけだ。 今回は早朝着。寝ぼけた脳は、宿に向かう時速110キロ超のタクシーで一気に覚醒した。 深夜の移動を選んだのは前回の反省を踏まえてのことである。 前回。夕方に空港着の便…

バンコクで同窓会

小学生来の友人がバンコクに来ているという。 数週間前、彼女からSNSを通じて連絡があった。よく聞くと宿の最寄り駅も同じ。「これは会うしかないね!」と旅の楽しみが一つ増えた。直接会うのは数年ぶりだった。女は喋る。待ち合わせ場所で目を合わせた瞬間…

乾季に間に合わず

半年ぶりのバンコクは乾季が終わりかけていた。過ごしやすい時期をギリギリ狙ってきたつもりだったが外したらしい。 夜はまだ大丈夫だった。エアコンなしでも暑さで目が冷めることがない。 日中はもう、飲まず食わずで歩き回れるような快適な陽気ではなかっ…